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[あらすじ] 勝手にしやがれ!!逆転計画(1996/日)

最近 雄次はいつも‘ラッキーストライク’を買う煙草屋の娘サツキ(仁藤優子)が非常に気になっている。そして、彼女に近づく軽薄な(どっちが)若者を「コラ、コラ」と蹴散らしている。それはともかく、彼は近頃 仕事でも私生活でも全くついていなかった。一方耕作は反対についている。町内で福引きが有った。雄二が青玉を出した。「出たー、1等賞!」「やったぜ。俺にも運が―」1等の商品は‘ウォークマン’だった、「・・・」。次に耕作が回す、紫の玉だ。「えっ」と沈黙?「と、特賞だー。ハワイ旅行!」。2人で行こうよという耕作を無視して、雄次は煙草屋へ。「サツキ君はこんな物は使うかな?景品で当たっちゃってさ」。(まだまだ続きます)
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サツキは喜んだ、「わたし、英会話しようかなと思っていたんです。この最新機種は英会話用の特別機能が付いているんです」。公園で話す二人、「私、二十歳まで狭い世界しか知らなかったから、1歩ずつでも生活を変えたいと考えているんです」。いたく感心する雄次だった。

明くる日煙草屋に行くと、サツキは買い物に出ていて、父の杉山(河原崎建三)が居た。彼は競馬狂だった。新聞片手に雄次に向かって、「兄ちゃん、次の記念レース、スエヒロハヤトとホッカイイチバン、どっちが来ると思う?」雄次、「急に言われても―」「いや、考えちゃいかん!パッとひらめいたのは、どっち?」「ホ、ホッカイイチバン!」「成程、成程。そうか・・・」。

その後は杉山の‘講義’だった―勝とう勝とうと思うと、負けるものだ。勝つか負けるかその不安の中で、1歩ずつでも前進する。その先に有る無我、その爽やかさに達した時、ボカーンと大穴が降って来る。先程の君だよ―。

その後、雄次はTELをかけ、全財産をホッカイイチバンに賭けるのだった。・・・・が、そのウマは最後の最後でゴールの前で落馬した。河畔の公園で、雄次は河を見つめていた、「終わった。きれいさっぱり―」。と、そこへ見るからにやくざの男(黒川:下元史朗)がふらふらと近寄って来て、倒れた。手に持っていたトランクが落ちた。それが開いて、中から散らばったのは、札束だった。雄次たちはどんな事件に巻き込まれていくのか?ついていない雄次はどんどん追い詰められていく・・・80分。

雄次・耕作コンビのシリーズ第4弾。

(評価:★4)

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