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[あらすじ] にんじん(1932/仏)

「家庭とは共感のない人々が罵り合いながら、一緒に暮らす所」。ルピック一家の末っ子は、ノートにそう書いた。彼は髪の毛の色から、にんじんと呼ばれている。にんじんには、甘やかされて育った兄と妹が居たが、母親はその2人を愛し、にんじんにはいつも辛く当たった。彼が‘望まれないで生まれた子’だからだ。ある日優しい父親は、にんじんに‘猟に連れてやろう’というが、母親が‘断りなさい。でないと承知しないよ’とこっそり裏でおどす。(まだ続きます)
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にんじんは‘ハハハ、僕やっぱり行きたくないや。’と言う。涙を見せまいとする強がりが、反って強情、生意気に映るという悲しさ。しかし、そんな事が重なり、‘結局誰も愛してくれないんだ’と追い詰められたにんじんは・・・。全米映画批評会議賞 最優秀外国映画賞受賞、91分。

(評価:★4)

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