[あらすじ] 胎児が密猟する時(1966/日)
豪雨の夜、男が女を部屋に連れ込んだ。男は百貨店専務の丸木戸(山谷初男)。女は店員のユカ(志摩はるみ)。「妻にそっくりだ」と男はつぶやいていた。体を重ねる二人。男を求めるユカの言葉を聞いたとたん彼は豹変した。「やはりこの女もブタだ。子供生むことを望み、俺に激しく拒絶され、そして家を出たあの女と同じだ」。胎児のように背を丸め巨大な頭を持つその男は、女の精神と肉体を矯正するために一本のムチを手にしていた。商業主義ピンク映画を拒否し自らプロダクションを設立し数々の問題作を生んだ若松孝二の代表作。ベルギー王室実験映画際では上映反対デモまで引き起こした。(72分/白黒/ワイド)
(ぽんしゅう)
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