[あらすじ] 純愛物語(1957/日)
昭和35年、東京。上野公園には、未だに敗戦の傷痕を引きずる孤児たちが溢れていた。そんな孤児の一人、スリのグループから足を洗おうと決めた不良少女ミツ子(中原ひとみ)は、仲間たちから激しいリンチを受けていた。そんなミツ子を見かねた仲間の貫太郎(江原真二郎)は、彼女を暴力の輪から救い出した。二人は同じ孤児どうし。互いに惹かれあい更正を誓うが、世間はそんな二人に冷たかった。ついに二人は、また人ごみの中で他人のサイフを狙い始めるのだった。戦後10年をへ少女を襲う広島の悲劇を、新人の中原ひとみが好演。脚本は水木洋子。監督は今井正。(133分/カラー/東映スコープ)
(ぽんしゅう)
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