[あらすじ] 楢山節考(1958/日)
信濃路の人知れぬ日陰の村。69歳のおりん(田中絹代)は息子の辰平(高橋貞二)と孫3人の面倒を見ながら辰平の後妻を捜していた。夏祭りが近づく頃、向こう村から飛脚が嫁の話を持ってきた。そして楢山祭りの日に玉やん(望月優子)という嫁がやって来た。玉やんが気の良い女だとわかって安心したおりんは心残りが無くなり、その年の暮れに辰平を呼んだ。村では70歳になると楢山まいり(姥捨て)に行くというのが慣わしだったのだ。来年だろうと言う辰平の言葉に耳を貸さず、おりんは明日山に行くと言い張る。そして次の日がやって来た…。58年度の毎日映画コンクール日本映画賞、キネマ旬報ベストテン第1位他各賞を独占、田中絹代はキネマ旬報女優賞を受賞した。
(けにろん)
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