[あらすじ] 氷点(1966/日)
帰宅した旭川郊外の病院長=辻口(船越英二)は妻=夏枝(若尾文子)の態度に眼科医=村井(成田三樹夫)との不貞を見て取る。その最中、抛っておかれた幼い愛娘=ルリ子が河原で殺され、代わりに養女を取ることになるのだが、その時辻口の心にどす黒い陰謀が湧き起こった。・・・その後長男=徹(山本圭)と共に娘=陽子(安田(大楠)道代)も健やかに成長するのだが、人間の心の暗黒はその蓋を閉じた儘にしておく事は出来なかった。
賞金1000万円の懸賞小説で1966年朝日新聞に連載され、1年で70万部売れた三浦綾子(当時雑貨屋の主婦)のベストセラー小説が原作。社会派の山本薩夫が浮つくことなく描ききっている。津川雅彦(友人=北原役)/森光子も佳い。
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