[あらすじ] 婉という女(1971/日)
権勢を振るい、藩の近代化に務めた土佐藩の家老野中兼山には、また政敵も多かった。兼山の死後、その家系を根絶やしにしようと政敵たちは、残された妻さき(北林谷栄)と子供達を山奥の里に幽閉してしまう。世間との交流を断たれたまま兄弟(江原真二郎・河原崎長一郎・緒形拳・中村賀津雄)、姉妹(田代美恵子・楠侑子・長山藍子)だけの生活は実に40年に及んだ。四歳だった三女の婉(岩下志麻)もやがて娘となり、自分の中に押えることの出来ない女の性(さが)が芽生え始めたのに気づいていた。外界との交流を持たず育った女の恋を描く大原富枝の同名小説の映画化。(123分/カラー/ワイド)
(ぽんしゅう)
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