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[あらすじ] 竜二(1983/日)

今も高い評価を受けている金子正次の最初で最後の脚本・主演作。当初、自らも借金までして作った自主製作作品だったが、作品の質の高さや金子の人柄を慕う支援者によって昭和58年10月29日から全国公開され、興行的にもヒットした。しかし、この映画に生命を注ぎ込んだように昭和58年11月6日、胃ガンのためにこの世を去った。享年33歳。遺稿の『チ・ン・ピ・ラ』『ちょうちん』『獅子王たちの夏』『チンピラ』は映画化され、金子の生涯を描いた『竜二Forever』も公開された。金子正次は永遠に不滅です。
billy-ze-kick

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







花の都に憧れて飛んで来ました一羽鳥。縮緬三尺ぱらりと散って、花の都は大東京です。金波銀波のネオンの下で、男ばかりがやくざではありません、女ばかりが花でもありません。六尺足らずの五尺の体、今日もごろごろ明日もごろ。こんな彷徨う私にも、たった一人のガキがいました。そのガキも今は無情に離ればなれ、独り寂しくメリケンアパート暮しよ。今日も降りますドスの雨、刺せば監獄刺されば地獄。私は本日ここに力つき引退致しますが、やくざもんは永遠に不滅です。

思い入れが強過ぎてこれ以外はかけませんでした…。

(評価:★5)

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