[あらすじ] 蔵の中(1981/日)
雑誌編集者の磯貝(中尾彬)は蕗谷笛二(山中康仁)という美少年の持ち込んだ原稿「蔵の中」に浸りこんでいく。肺病の為、蔵の中に幽閉された小雪(松原留美子)は幼い頃の中耳炎が元で聾唖者で、絵草紙や錦絵に囲まれた耽美の世界にひっそりと生きていた、弟の笛二は何かと姉の面倒を見てるうちに感化されて女装したりするのである。そんな2人は遠眼鏡で近くの家を覗き見るようになる。そこには年増美人のお静(吉行和子)の1人暮らしの生活があったが、磯貝が通って来ていたのだ…。横溝正史原作を映画化した高林陽一監督第10作。ニューハーフ松原の抜擢が話題となった。
(けにろん)
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