[あらすじ] ロイドの要心無用(1923/米)
田舎に暮らすハロルド(ハロルド・ロイド)は、大都会でひと山当てようと、恋人(ミルドレッド・デイビス)を置いて街にやってきた。しかし思うような職は見つからず、ようやくありついた仕事はデパートの売子。それでも恋人への手紙では「店長になった」と強がる彼であった。ある日、「12階建てのデパートの壁をよじ登る」という見せ物をやることになったハロルド、実は相棒(ビル・ストローザー)と組んでのインチキの予定だったのに、その相棒がトラブったために一人で本当に壁を登ることになり…。[70分/モノクロ/スタンダード/サイレント]
撮影中のある日、小道具の爆弾を手にとったハロルド・ロイドが遊びのつもりで火を点けると、これが実は本物の爆弾で、ロイドは右手の指3本を吹き飛ばす大怪我を負うという事故が起きた。
数か月間の入院の後に現場に復帰したロイドは、右手に白い手袋をはめ、指が欠けているのを隠して撮影したという。有名な「ビル登り」のシーンも、実は7本の指だけでロイド自身がこなしたスタントであった。
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