[あらすじ] JSA(2000/韓国)
韓国と北朝鮮の境にある板門店。ここで警備に当たっていた韓国の兵士が北朝鮮の兵士を射殺する事件が起こる。だが、生き残った北朝鮮の兵士(ソン・ガンホ)と韓国の兵士(イ・ビョンホン)の供述は互いに食い違っていた。中立国スイスから派遣された調査官・ソフィー(イ・ヨンエ)は、彼らと会い、話を聞きながらこの事件の核心に迫っていく。そして明らかになったのは、誰もが予想しなかった意外な事実であった。[110分/カラー/シネマスコープ]
タイトルの「JSA」とはJoint Security Areaの略で、韓国と北朝鮮が共同で警備を担当する板門店の区域。
本作ではその板門店を再現するため、純製作費30億ウォンのうち9億ウォンを投入して、16,530平方メートルの敷地に板門店のオープンセットを組んだ。このセットは撮影終了後もそのまま保存され、観光名所になっているそうだ。
製作にあたっては、軍事当局からのサポートが受けられなかっただけでなく、北朝鮮側の描写に制約が多い(例えば、韓国国内では北朝鮮国旗の掲揚自体が国家保安法という法律で原則禁止されている)ことにスタッフは苦労したとか。
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