ヒューゴ(ジョシュ・ハートネット)はいつもオーディン(マカーイ・ファイファー)に嫉妬していた。彼は高校バスケ部のスター選手で皆から尊敬され、コーチであるヒューゴの父からも「息子のように愛している」といわれた。さらに密かに想うデジー（ジュリア・スタイルズ）とも交際していた。「なぜ自分ではないんだ」とヒューゴの嫉妬は憎悪と変わり、彼はデジーに憧れる嫌われ者のロジャー(エルデン・ヘンソン)らを利用し、オーディンを破滅させようと罠を仕掛ける。彼はオーディンに「デジーがチームメイトと浮気をしている」と告げ、次々に不信をあおり、そして３人それぞれ悲劇の淵へ落ちてゆくのだった。●シェイクスピア「オセロー」を現代を舞台に再現。