[あらすじ] 海は見ていた(2002/日)
江戸・深川の遊女宿。ここに暮らす女たちは「客に惚れてはいけない」という遊女の厳しい掟を教え込まれている。お新(遠野凪子)もそんな遊女の一人だ。女たちのまとめ役で姐さん肌の菊乃(清水美砂)ら先輩の遊女たちは、まだ若いお新を暖かく見守っていた。やがて、お新は若侍・房之助(吉岡秀隆)と町人・良介(永瀬正敏)という、身分も境遇もそれぞれ全く異なる2人の男と相次いで知り合うことになる。そして、2人へのお新の恋も、それぞれに違う結末を迎えるのだった。[119分/カラー/ヴィスタ]
黒澤明が、遺作となった『まあだだよ』に続く31本目の作品として脚本を書き、1994年に映画化を企画していながら、製作費の問題で実現されなかった作品を、8年後に熊井啓監督が引き継いで完成に至ったもの。日活創立90周年記念作品として公開された。
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