AKINDOさんのお気に入りあらすじ
小早川家の秋(1961/日) | 中村鴈治郎)は競輪の好きな好々爺。しかし、最近何だか様子がおかしい。こっそり支度をしてはいそいそと出ていくようだ。やがて長女・文子(新珠三千代)とその夫(小林桂樹)は、万兵衛が出かけていく先が、かつての愛人(浪花千栄子)のところだということを知る。この万兵衛老人の姿と、亡くなった長男の未亡人・秋子(原節子)の再婚話、次女・紀子(司葉子)の縁談とが絡められて描かれる。[103分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu) | 灘の造り酒屋・小早川家の当主、万兵衛([投票(2)] |
残菊物語(1939/日) | 花柳章太郎)は、周囲からちやほやされるあまり、自らの芸の未熟さに気づかずにいた。しかし、家の子守女・お徳(森赫子)は彼の芸の巷での評判を伝え、修業に励むよう忠告する。そんなお徳に、いつしか好意を抱く菊之助だが、それを知った彼の両親はお徳に暇を出してしまった。この仕打ちに反抗して家を飛び出し、大阪で舞台に立つようになった菊之助だが、親の七光りを失った未熟者の彼に、大阪の観客は冷淡だった。今や菊之助の心の支えは、彼を追って大阪に来、共に暮らすようになったお徳だけであった。[142分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | 明治初期、歌舞伎界の名家に育った尾上菊之助([投票(1)] |