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[あらすじ] 裸足の1500マイル(2002/豪)

20世紀中頃のオーストラリアでは、アボリジニと白人との混血児を施設に入れ、召使や労働者にするため「文化的」な教育を施す法律が存在した。そして1931年、西部の町ジガロングでも、モリー(エヴァーリン・サンピ)と従姉妹のデイジー(ティアナ・サンズベリー)・グレイシー(ローラ・モナガン)の3人の少女たちが母親から引き離され、1,500マイル(2,400km)離れた施設に連れ去られた。アボリジニの言葉を禁止され、息の詰まるような施設での生活。「お母さんのところへ帰りたい」。ついに施設を脱走した3人は歩きはじめる。1,500マイル先の母親を目指して、果てしなく延びるウサギよけフェンスに沿って。[94分/カラー/シネマスコープ]
Yasu

本作のワールドプレミアはジガロングで開かれた。この町には、主人公であり、原作『Follow the Rabbit-Proof Fence』の著者ドリス・ピルキングトンの母親に当たるモリー・クレイグが今も暮らしている。

オーストラリア・アカデミー賞で最優秀作品賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀監督賞ほか受賞。

(評価:★4)

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