[あらすじ] あゝ野麦峠 新緑篇(1982/日)
第1次大戦下の大正8年。諏訪盆地の金丸林製糸工場では大増産体制のもと工女たちは14時間労働を強いられていた。優等工女のタケ(三原順子)は見番の丈吉(なべおさみ)に犯され幼なじみの男工の常治(江藤潤)にそれを見られる。常治は性格が一変し出世欲丸出しになり嘘八百で他工場の優等工女の朝子(中井貴恵)を引き抜く。昭和2年。金融恐慌下で更なる過酷さを増す製糸工場に見切りをつけたタケはカフェの女給になったが、一方で劣等工女のトシ(石田えり)は労働運動に目覚めていく…。山本薩夫の遺作。
(けにろん)
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