松島ナミ（水野美紀）は恋人ケンイチ（ディラン・クオ）との結婚を控え幸せの絶頂にいたが、ケンイチの父を狙ったセイコ（エメ・ウォン）、赤城（ブルース・リャン）、ソウロウ（サム・リー）の３人の刺客集団に在宅中を襲撃される。彼等の奸計で殺人犯に仕立て上げられ女囚となったナミ。彼女を待っていたのは所長（ラム・シュー）の執拗なセクハラと牢名主エリカ（夏目ナナ）の壮絶なリンチなのであったが…。９０年代に小松千春・斎藤陽子でリメイクされた『さそり』の再リメイク。資本関係がどうかはともかく、これはれっきとした香港映画であろう。