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[あらすじ] エンペドクレスの死(1986/独=仏)

紀元前5世紀頃のシチリア。「決して変化しない元素が、愛や憎しみによって結合・分離することで存在は変化して見える」と説いた哲学者エンペドクレスは、医師・政治家・呪術師としても声望が高く若者たちは彼に心酔していた。一方、神官や長老たちは彼の名声を妬み、表層は平静を装いながらも陰で尽きること無き嘲笑を送り、それで心の安寧を得ようとしていた。エンペドクレスはその風潮に心を痛め、弟子や家人達を散会、自らは一番弟子のみを引き連れてエトナ火山の方角へと歩を進めて行くのであった。 独人詩人ヘルダーリン1799年の未完成戯曲をストローブ=ユイレが脚色映画化。<独語/132分/カラー/スタンダード>
(★4 町田)

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