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[あらすじ] 爛(1962/日)

若手実業家浅井(田宮二郎)の妾となった元ホステスの増子(若尾文子)は、都内の安アパートに囲われて酒に麻雀に爛れきった生活を送っている。ある日増子を浅井の本妻柳子(藤原礼子)が尋ねてくる。増子は留守だと白を切って神経質そうな柳子を蔑んだ目で覗き込んだ。浅井が柳子と離婚したのはそれから間もなくのことだ。二人は小奇麗な新居に移るがそこへ今度は増子の姪の栄子が押しかけてくる。田舎の親が勧める政略的な結婚が厭で家を出たのだそうだ。増子は栄子の爛入にようやく手に入れた妻の座の危機を感じとった。 徳田秋声の原作を新藤兼人が現代に置き換え脚色、増村保造が監督した愛憎ドラマ。<大映/88分/白黒/スコープ>
(★3 町田)

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