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[あらすじ] 落第はしたけれど(1930/日)

卒業試験なんか何とかさなるさと暢気にかまえていた大学生(斎藤達雄)は、仲間たちとの間抜けなカンニング作戦にあえなく失敗。落第が決まってしまう。下宿の小母さんにお祝いされ学生服を背広に着替え喜々として就職活動に出かける友人たちを横目にひとり部屋でへこんでいた。かねてから思いを寄せていた喫茶店の娘(田中絹代)からも卒業祝いにネクタイをプレゼントされるのだが、なかなか自分が落第してしまったことを言い出せない。小津安二郎監督の無声映画時代のコメディー。(65分/モノクロ)
(★3 ぽんしゅう)

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