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[あらすじ] 風の中の牝鶏(1948/日)

今にも壊れそうな長屋が建ち並ぶ終戦直後の東京下町。その長屋に住む一家の二階に時子(田中絹代)は間借りをして幼い息子と二人で戦地から復員してくるはずの夫の帰りを待っていた。生活は苦しく親友の秋子(村田知英子)を通じて着物を売っては生活費の足しにする日々が続く。その日も着物を処分し帰宅した時子は、息子の異変に気付き病院に駆け込んだ。急性大腸カタルと診断された息子は入院し生死の境をさまよい、時子には入院費という大きな負担がのしかかった。どうすることも出来ず思い悩んだ末、時子は自分の身を売ってその費用を賄うのだった。数日後、夫・修一(佐野周二)が疲れ果てた姿で戻ってきた。(84分/モノクロ)
(★3 ぽんしゅう)

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