コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 恋の狩人 ラブ・ハンター(1972/日)

次つぎに男をとりかえ淫蕩な生活をおくる資産家の娘今日子(原英美)は、従兄の英之(三田村玄)とも付かず離れずの関係を続けていた。今日子は、実業家との結婚を控えていたが、それもまた男あさりをカムフラージュするためのものだった。そんな、今日子が大学生の和男(大泉隆二)に目を付けた。なかなか体の関係を許してくれない恋人の久子(田中真理)に悶々としていた和雄は、なんなく誘いに乗ってしまう。そして、訪れてた屋敷で今日子の母親(南寿美子)から決して深入りはしないようにと忠告された。実は、この母のかつての秘め事が、娘の乱れた性癖の原因なのだった。日活ロマンポルノ(72分/カラー/シネマスコープ)
ぽんしゅう

1972年、本作「恋の狩人 ラブ・ハンター」及び『OL日記・牝猫の匂い』(藤井克彦監督)、『女高生芸者』(梅沢薫監督)、『愛のぬくもり』(近藤幸彦監督)の4作品がわいせつ図画陳列罪で警視庁保安課の摘発をうけ、日活役員、監督、映倫審査員ら9名が起訴さる。その後法廷で、8年にわたり多数の映画関係者が証言に立ち「表現の自由」をめぐる論戦がくりひろげられた。1980年、2審にて無罪判決が確定。世に言う「日活ロマンポルノ裁判」である。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。