[あらすじ] 教室の子供たち(1955/日)
小学校2年生の教室にカメラを持ち込み、児童の日常の行動や態度を記録し、個性に応じたきめ細かな指導の必要性を説くドキュメンタリー。映画は担任の女性教師のナレーションで進行する。活発で学習意欲の旺盛な子、仲間の輪に入れない内気な子、おしゃべりで表現力の豊かな子。そんな、個性豊かな子供たちの様子をつぶさに観察しながら女性教師は、ひとり一人への対応を工夫する。そして、家庭訪問で子どもの生活の背景を知ることや、グループ授業を通じて築かれる子供たちの交感の重要性が紹介されていく。とらえられた子供たちの自然な姿が驚愕を集め、ドキュメンタリーの概念を変えたと評された羽仁進の教育映画。 (29分/白黒/スタンダード)
ブルーリボン賞受賞。教育映画祭 一般教育部門 最高賞。
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