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[あらすじ] バカ塗りの娘(2023/日)

青森の弘前。バカ丁寧に漆を塗り重ねる津軽塗職人の娘美也子(堀田真由)はスーパーで働き家計を助けながら父(小林薫)の手伝いをしていた。家庭を顧みない父に愛想をつかし母(片岡礼子)は家を出て、長男(坂東龍汰)も跡を継がず美容師として自活していた。名匠と呼ばれた祖父(坂本長利)もいまは施設で暮らす。そんな斜陽家業に老いのせまった父の気力も失せ始めていた。内気でおっとりした美也子は外で働くより津軽塗の仕事が好きだが、家父長制の色が濃く将来の展望も見えない仕事を継ぎたいと言い出せずにいた。青森出身の児童文学作家高森美由紀の原作を万田邦敏黒沢清に師事した鶴岡慧子監督が映画化。(118分)
(★4 ぽんしゅう)

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