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[あらすじ] あゝ予科練(1968/日)

昭和18年春、霞ヶ浦の土浦海軍航空隊に多くの少年兵が志願入隊してきた。第11分隊に配属された和久(西郷輝彦)と庄司(谷隼人)等の指導の為に前線から歴戦の桂大尉(鶴田浩二)が着任する。多くの落伍者や自ら命を絶つ者までがでる厳しい訓練を耐え抜いた彼等は、戦局の悪化に伴う繰上げ教育で翌19年には実戦に投入されることとなる。だが技量未熟な彼等は特攻兵器としての価値しか与えられなかった。フィリピンから九州鹿屋基地へと転戦する彼等にも遂に特攻命令が下る。それを肉親や恋人に告げる事さえ禁じられ、戦艦大和の沖縄出撃に呼応し飛び立つ若鷲たち・・[more]は「若鷲の歌」について。<東映東京/103分/白黒ワイド>
sawa:38

予科練といえば「若鷲の歌」である。この曲は作詞:西条八十・作曲:古関裕而によるもので、昭和18年9月公開の海軍省推薦 東宝映画『決戦の大空へ』の主題歌であった。

このレコードは終戦までの間に23万枚の大ヒットとなり、この歌に感激して予科練に応募、戦死した少年は数えきれないという。西條、古関の2人は、そのことを長く心の痛みとしていたという。

(評価:★5)

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