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[あらすじ] 球形の荒野(1975/日)

野上久美子・(島田陽子)は、婚約者で新聞記者の添田彰一・(竹脇無我)と伴に奈良を観光していたが、唐招提寺の芳名帳の中に戦時中に亡くなった筈の父・顕一郎・(芦田伸介)の筆跡に似た"田上孝一"という名前を見つける。添田は外務省の村尾芳正・(岡田英次)、と当時、特派員をしていた滝良精・(山形勲)に話を聞きに行くが要領を得ない。やがて久美子の実家に無言電話が掛かってきたり、歌舞伎の招待券が届いてきたりと奇妙なことが続くが、調査を進めていくうちに父親の生存を確信するようになる。[松竹/カラー・スコープ/100分]
(★3 TOMIMORI)

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