コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 不良番長 手八丁口八丁(1971/日)

白バイを盗んで刑務所送りになった神坂弘(梅宮辰夫)率いるカポネ団。出所後はノゾキ場所斡旋業やセックスコンサルタントに商売替えをしたのだが、関東挺身会に睨まれてどうにも上手くいかない。そんな時、突然挺身会会長の中西(室田日出男)が、上州国定村・国定神社の神主に女を抱かせて籠絡してほしいという依頼を持ってきた。依頼を受けるも、地元ヤクザ島田一家と諍いになる神坂たち。ところがこの島田一家の代貸が練鑑仲間の栄次(待田京介)だったことから話は一転する。挺身会は神社の立ち退きを狙っていたのだった。シリーズ第12作。87分 カラー ワイド
Myurakz

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 折しも神坂たちは、線路で自殺を試みる女性(大原麗子)を助け、死ぬくらいならと強姦してしまう。「すっきり生きろよ」と言い残して去る神坂。その言葉の通りすっきりと生き出したこの女性は名前を夏子といい、大滝建設に勤めていた父が変死を遂げ、同社員の婚約者にも捨てられて生きる希望を失っていたことがわかる。神坂たちは強姦をネタにされて大滝建設を調査し出すのだが、何と彼女の父は、挺身会と大滝建設、そして開発公団の三者による金儲けの陰謀を知って殺されていたのだった。国定神社の立ち退きもその開発計画によるものだ。婚約者を捕えて全てを聞き出し、5,000万円を奪い取ることに成功した神坂は、人里離れた民家に暮らすピーター(ピーター)と知り合い、その豪邸に匿ってもらうことにした。しかし立ち退きを焦った挺身会は島田組組長(丹下キヨ子)を殺害、隠れ家にいた神坂の恋人ヨーコ(フラワー・メグ)とサッポロ(地井武男)も殺されてしまう。赤城の月に復讐を誓う神坂。騎兵隊の衣装に身を包み、殴り込みが始まった。

(評価:★2)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。