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[あらすじ] 蜂蜜(2010/トルコ=独)

少年ユスフ(ボラ・アルタシュ)は木々の生い茂る森近くに両親とともに静かに暮らしている。養蜂を営む父親ヤクプ(エルダル・ベシクチオール)は時として山中にユスフを伴って出かけ、木々の天辺に巣箱を取り付け、そこで蜂蜜を採集していた。ユスフにとって父親は尊敬の対象であったが、親たちとしか口をきかない彼は吃音に悩み、学校では上手に教科書を朗読して皆や教師の賞賛を得ようと奮闘するのだった。そんなある日、森から蜜蜂がいなくなってしまう。父は蜂を追って森の深奥に入り込んだまま消息を絶ち、それとともにユスフの口よりも声が消え去る。母親ゼーラ(トゥリン・オゼン)は息子のために手を尽くすが、試みは実を結ばない。〔105分/カラー/ヴィスタ〕
水那岐

セミフ・カプランオールの『ユスフ三部作』のひとつとして、『』『ミルク』に続いて発表された作品。この作品群は「ユスフ」という名を持つ人物を主人公にすることで共通しているが、それぞれに世代は異なる。

(評価:★4)

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