[あらすじ] 哀しみのベラドンナ(1973/日)
中世フランス。ジャン(伊藤孝雄)とジャンヌ(長山藍子)は幸福な恋人同士として結ばれたが、邪悪な領主(高橋昌也)によって重税の代わりにジャンヌは慰み者として犯されてしまう。夫との関係も冷え、絶望のどん底に落ちたジャンヌは悪魔(仲代達矢)に出会い、ジャンの幸福と引き換えに肉体を差し出し、一時の平穏を得る。だがそれは悪魔の遠大な罠であり、ジャンヌは総てを剥ぎ取られ、失って悪魔に魂を売り、魔女へと変貌するのであった。「悪いことがしたい…悪いことなら何でも」…イラストレーター深井国の耽美的な画風を全面に押し出した、虫プロの「アニメラマ」シリーズ最終作。〔89分/カラー/スタンダード〕
(水那岐)
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