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[あらすじ] 真夏の夜の夢(1935/米)

ここはアテネ。シーシュース公爵(イアン・ハンター)とアマゾンの女王ヒポリタの結婚式を4日後に控えておりました時、貴族の娘ハーミア(オリヴィア・デ・ハヴィランド)は父親から結婚相手を、恋仲のライサンダー(ディック・パウエル)ではなくディミトリアス(ロス・アレクサンダー)にしろと命令されます。この頃は、父親が結婚相手を選ぶしきたりになっていたのです。思い余った恋人たちは駆け落ちを計画。郊外の森で、夜に落ちあうことにします。が、2人を追って、ディミトリアスそして、ディミトリアスを愛するハーミアの幼馴染のヘレナがやって来ます。(まだまだ続きます)
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というのは、ハーミアがヘレナに計画を打ち明け、ヘレナがディミトリアスにばらしたのでした。しかし、その森は妖精の森で、オベロン王(ヴィクター・ジョリー)と妻タイテーニア女王(アニタ・ルイーズ)が治めていましたが、その時2人は印度人の可愛い幼児小姓を取り合って揉めている最中でした。ふと偶然にオベロンは、ディミトリアスと一生懸命彼を追うヘレナの姿を見ます―そして、可哀想にと思ったのです。

オベロンは自分の道化師小姓で、いたずらっ子の妖精パック(ミッキー・ルーニー)に命じて、「夢恋草」(その汁を寝ている瞼に塗ると、目覚めて一番に見たものに恋する)を採って来いと命じます。

そして言う事を聞かない妻には自分が塗り、先程の可哀想な女の為に、お前が男の方に塗れと言います。しかしパックは、2人を見ていなかったので・・・。更に、その時森の中へ、公爵の結婚式の余興に劇をしようと町の機織り職人ボトム(ジェームズ・キャグニー)を含む劇団が、稽古をしようとやって来て・・・。

パックのいたずら、ヘマで森の至る所で大騒ぎの4日間を描く、ご存知英国のシェークスピア翁の「真夏の世の夢」。原作の(ちょっとは変えたが、ほとんどは)忠実なる映画化、133分でございます。

(評価:★5)

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