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[あらすじ] 美しき小さな浜辺(1949/仏)

冒頭、‘戦争孤児について’のロールが流れる。 本編:青年ピエール(ジェラール・フィリップ)が冬の海辺に町にやって来る。夏は海水浴で賑わうが、今は雨の季節だ。一軒しか開いていない宿屋に来る。彼は、‘精神を病んで、静養の為。職業:学生’と噓を言う。宿には、金に汚い女主人と、若い女中マルト(マドレーヌ・ロバンソン)、下働きの少年と前経営者で認知症になってしまった女主人の伯父がいた。その喋れない伯父がピエールを見て、何か言いたそうにしたが、誰も気に留めなかった。そのピエールは2Fの部屋に案内されると窓を開いてみた。裏庭でポンプから水を汲む少年がいる。その彼をじっと見るピエール。(まだ続きます)
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新聞に「有名女歌手が宝石を盗まれ、殺される」という記事が載る。その新聞をこっそり持ち去るピエール。やがて1人の男(ジャン・セルヴェ)が、宿に泊まる。少年に声を掛ける―「いくつだ?15才か・・・その美しい目をこれから利用したらいい。ところであの青年を見張ってくれ。外へ出かけたら、私に連絡してくれ」と、大枚の金を手に握らす。

ピエールは何故ここへ来たのか?どんな過去があるのか?そして、男は一体誰なのか?何をしようというのか? 91分。

戦後3年目の作品。テーマの為か、当時は日本に輸入公開されていない。1999年「ジェラール〜アンコール特集」の1作として日本劇場初公開された。

(評価:★4)

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