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[あらすじ] 札つき女(1937/米)

ニューヨーク。ギャングのボス、バニング(エドゥアルド・チャネッリ)は新しいクラブを手に入れた。そこにはメアリー(ベティ・デイヴィス)始め5人のホステスがいた。「この街は俺が支配している。だからお前らは俺の言う事を聞いて、客へのサービスに専念しろ。金の回収は俺たちがぬかりなくやる」。改装オープンの日、メアリーはラルフという紳士に就く。ラルフは賭博場で1800$しっかり負ける。送って帰るタクシーの中で「ハハハ、実は俺、一文無しなんだ。あいつら、不渡りになって驚くぞ」。(続きます)
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メアリー「えっ、見せしめに殺されるわよ。早く田舎に帰った方がいいわ」。彼女の優しさにほだされたラルフは、マッチに彼女の住所を書いてくれと言った。が、手下がタクシーの後を付けていた・・・。

翌日、彼女ら5人のアパートに警察が来る、「ラルフという男が、川で殺された」。マッチの住所から、分かったのだ。「皆、署へ来てもらおう」。担当検事はグラハム(ハンフリー・ボガート)だった。彼はメアリー1人を、検事室で尋問する。「命じたのは分っている。バニングだろう。いつもこうだ。しかし今回は、君も殺人ほう助罪で帰す訳にはいかない」。善悪の判断がつき、頭のいいメアリーを味方に付けたいグラハム。一方、バニングの弁護士は奇策を考えていた。話は、彼女の妹も巻き込んで進む。96分。

実話だが、映画は冒頭で言う、「架空の物語。実在する人物がいても、偶然の一致である」。ベネチア映画祭主演女優賞(ベティ・デイヴィス)受賞、外国映画賞にノミネートされた。

(評価:★4)

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