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[あらすじ] ピアノチューナー・オブ・アースクエイク(2005/英=独=仏)

指揮者アドルフォ(セザール・サラシュ)と歌姫マルヴィーナ(アミラ・カサール)は愛し合っていた。が、ここにその歌声に魅せられたマッドサイエンティスト、ドロス博士(ゴットフリート・ヨン)がいた。彼は彼女に電気ショックを与え、彼の孤島の村に連れ去り幽閉する。時は過ぎ、1人の調律師フェリスベルト(セザール・サラシュ“2役”)が島に招かれる。彼はピアノではなく、6台のオートマトン(自動装置―人形或いは機械仕掛けの装置が自動で動く)の調整を依頼される。女中アスンプタ(アスンプタ・セルナ)に村案内してもらった時、彼は壁に“The Piano Tuner of Earthquakes(地震の調律師)”の絵を見つける−これは昔あった出来事なのか?それとも・・。その夜、窓の外に歌声を聞くが、それはうつろで生気を無くしたマルヴィーナの姿だった。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







クエイ兄弟は本作を作るに当たり、例によって資金困難に直面するが、知人のつてでテリー・ギリアムの知遇を得、製作総指揮になってもらう。そうすると、資金援助の申し込みが各国から相次いだとか。

異次元のクリエーター、クエイ兄弟の長編実写版第2作。今作は「詩とSFの融合。ラテンアメリカの作家ビオイ=カサーレスの「モレルの発明」、ジュール・ヴェルヌの「カルパチアの城」、ドロス(スイスの有名な自動人形製作者)をイメージした」(インタビュー記事より)とのこと。99分。

(評価:★3)

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