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[あらすじ] 凶弾(1950/英)

英国、パディントンの街。警察署の玄関の上に「POLICE STATION」と記された角灯(原題‘The Blue Lamp’)がある。夜になると、制服警官たちが町の巡回に出かけて行く。その1人ジョージ・ディクソン(ジャック・ワーナー)は定年間近だった。妻は田舎に引っ越してのんびりしたいと言っていたが、本人はあと5年の定年延長も有りかなと迷っていた。彼らには1人息子がいたが、戦死していた。その部屋を、新人警官のアンディ・ミッチェル(ジミー・ハンリー―死んだ息子と同い年―に貸そうかという話が持ち上がる。(もう少し続きます)
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一方、戦争の荒廃の中で育った若者が道を踏み外して、犯す事件も増えていた。

家族から家出届が出ていたダイアナ(ペギー・エヴァンス)を町中で見つけたのは、巡回中のアンディだった。その時に何気ない様子で彼女から離れて行った若者トム(ダーク・ボガード)が、彼女を使って強盗を計画していたとは、アンディはその時は知る由もなかった。

戦後の英国社会の中で、犯罪に立ち向かう警察官たちの日常生活迄も描いて、英アカデミー作品賞受賞、ベネチア祭監督賞ノミネートされた、81分。

(評価:★4)

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