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[あらすじ] 梅切らぬバカ(2021/日)

山田家は母親珠子(加賀まりこ)と48歳の息子忠男(塚地武雅)との二人暮らし。忠男は発達障害だ。朝、目覚ましが鳴る。忠男は「6時45分、6時45分」と言って飛び起き、布団をたたみ、服を着替え、居間へ。始終、「ウッ、アッ・・」と言いながら、胸の前で両手を動かしている。トイレ、食事すべてが時刻通りでないと、パニックになる。家の前の路地は、隣家の通路になっていた。その通路に被さる様に梅の枝が張り出している。枝の選定も延び延びになっていた。その隣家に里村一家(夫、茂:渡辺いっけい、妻英子:森口瑤子、小学生息子草太:斎藤汰鷹)が引っ越して来た。(もう少し続きます)
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忠男は支援法人の仕事場で働いている。簡易作業だ。別の部屋で珠子が法人の代表大津(林家正蔵)と話している。「グループホームがあるんですよ。忠男さんをどうですか」「今は未だ・・・」。「それとは別に、そうそう」と言って大津は箱を渡す。「いつも有難うございます」。それはケーキだった。

家の中。忠男49歳の誕生日。「ハッピバスデー ツゥ ユー、ハッピバスデー ツゥー」と歌い始めると、忠男がすぐに立ち上がり、ろうそくの火を消した。と、忠男が「痛い!」。ぎっくり腰だった。重い・・・和室へ運ぶにもたいへんな珠子、「いつ迄もいっしょに暮らせないわね」。珠子は忠男をホームに入れることにするのだが・・・、77分。

文化庁‘若手映画作家育成プロジェクト’作品。

(評価:★3)

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