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[あらすじ] 森は生きている(1956/露)

大晦日の寒い森の中。たき木拾いをしている1人の娘。継母から命じられたのだ。そこへもう1人登場。お城の老兵だ、「ワシも同じじゃ。あんたと同じ位の年の女王さまから命じられてのぅ。立派なモミの木を採って来いとな」。その女王はお城でやりたい放題。大臣「罪人を‘無罪放免’するか‘死刑’にするか、署名を頂きたい」。「面倒くさいわね。‘死刑’よ。字数が少ないもの」という具合。教育係は博士だ。「今日は大晦日。明日は新年で1月です。1年は12ヶ月で、1月は大雪、2月は・・・3月は・・・4月はマツユキソウが顔を出す・・」(以下続きます)
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博士の言葉を遮って、女王「そうよ、マツユキソウよ。私はホントに見たことが無いわ。今すぐ見たい!」という訳で、国民におふれが出ます―‘マツユキソウをかご1杯持って来た者に、かご1杯の金貨を下されます’。

それを聞いた継母はたき木拾いから帰ったばかりの娘に言う、「もう一度森へ行って、マツユキソウを探してきな」「この真冬に咲いていないわ」「岩陰にあるかもしれないじゃないか。摘んで来るまで家に入れないからね」。

再度森に来た娘。ウォーンと声がする。「オオカミだわ。」難を逃れようと高い木の上に登る娘。向こうの方に、火が見えた。それは焚火で、1月から12月までの12柱の神様が焚火を囲んでいたのだった。49分。

発表(1943年)以来、全世界で演じられているマルシャークの児童劇(原題は‘12ヶ月’)。ロシアのアニメーションの父イワン・イワーノフ=ワノによるアニメーション映画化。日本未公開。尚、同年(56)に日本でも実写版で映画化されている(監督:木村荘十二そとじ)

(評価:★3)

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