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[あらすじ] 故郷(1937/日)

東京の大学を出た喜多子(夏川静江)は信州の田舎へ帰ってくる。しかし都会の風に染まった彼女は周囲から浮き上がる。卒業証書を有難がる母は家業の手伝いもしない娘を腫れ物に触るように扱い、彼女は増長する。兄・堅太郎(坂東簔助)は妹を学校へやるため田畑まで売ったのだが、今は彼女の軽薄ぶりが許せない。一方、堅太郎の友人で小学校で教える彦太郎(丸山定夫)はある生徒の父兄の機嫌を損ねる。その父兄は喜多子が教職の勤め口を依頼している県会議員で、しかも喜多子の弟は彦太郎のお気に入りだったから彼女の就職が上手くいく訳はないのだった。ある日、喜多子は兄から厳しく叱責され、つくづく故郷が嫌になる。[84分白黒]
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