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[あらすじ] 島の女(1957/米)

イドラ島の海綿採り海女フェードラ(ソフィア・ローレン)は、ある日海中でイルカに乗った黄金の少年像を見つけた。これを売れば暮らしが楽になる、弟を学校にやることもできると、アテネの博物館に売り込みに行く。相手をしたのはアメリカ人考古学者コールダー博士(アラン・ラッド)。陰で話を聞いていたイギリス人美術コレクターのパーマリー(クリフトン・ウェッブ)は、博物館に売ったのでは金にならないとフェードラに入れ知恵する。パーマリーに売るつもりになったフェードラは、コールダーを違う場所に案内してあきらめさせようとするが、二人で過ごすうち次第に惹かれあうようになる。(FOX □ 111分)

ソフィア・ローレンの本格的アメリカ映画主演作(ハリウッド映画初出演は『誇りと情熱』)。エーゲ海の島の美しい風景、エピダウロスの円形劇場、メテオラの寺院など、ギリシャ観光映画としても楽しめるし、ギリシャ民族舞踏のおまけもついている。

ソフィア・ローレンがギリシャ語で歌う主題歌は、タキス・モラキス(Takis Morakis)の「ティナフト(Tinafto)」をフリードホファーがアレンジしたもの(作詞 J. Fermanglou)。タイトルバックに使われているのはポール・フランシス・ウェブスターが英語詞をつけ、ジュリー・ロンドンが歌ったものである。デッカ盤のサントラ・アルバムにはどちらも収録されず、メアリ・ケイの英語版が収録されている。

(評価:★3)

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