オーストリア・ザルツブルグの修道院のおてんば娘・マリア（ジェリー・アンドリュース）は、トラップ家で７人の子供達の住みこみ家庭教師として働くことに。イタズラ好きの子供達に手を焼きながらも次第に打ち解け合い、やがて彼女の美しい歌声に子供達も笑顔を見せ始め、共に歌い出す。彼女を嫌っていた厳格なトラップ大佐（クリストファー・プラマー）も子供達の歌声を聴き、子供達への愛情を取り戻していった。だがその頃オーストリアには次第にナチスが台頭し始め大佐にも召集がかかるが、彼はマリアと共に愛する家族を守ろうとしていた。