[コメント] 喜劇 日本列島震度0(1973/日) - 更新順 (1/1) -
フランキーらしいユルい喜劇に灰田勝彦が乱入して「若い東京の屋根の下」を唄う。大作『日本沈没』(73)の対抗企画らしいが『世界大戦争』を期待してはいけない。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
誰もが単調な日々の営みに閉塞感を覚えているからこそ、地震という極端な状況を夢想することは人々に生気を取り戻させる。災害こそが希望の光であり、終わりの見えぬ日常から脱するための突破口であるという逆説。シニカルさが歪な魅力を放つ異色喜劇。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |