[コメント] クイズ・ショウ(1994/米)
なかなか骨太で見応えのあるドラマだった。真に批判されるべきものは、一体なんなのか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
クイズ番組でTVスターになった教授が苦悩の末、調査委員会で真実を告白する。そのシーンや台詞はなかなかの名場面で感動的であった。
少なくとも私には、そこに、たとえ苦しくとも、誤りは誤りと率直に認め、あらためて出直そうとする人間の姿が見えたような気がした。
そして議場をでた後、一転かけつけたマスコミから容赦のない質問が、浴びせかけられる。
そのマスコミの姿は、あさましく見え、さらにこの問題の背後にある放送局やスポンサーの責任を追及しえない、彼らの無能力さを痛烈に批判するものに思えた。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。