[コメント] ジェイソンX 13日の金曜日(2001/米)
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ちゅーわけで、1作目から9作目まで連続で鑑賞し、この記念すべき10作目を鑑賞した直後に思った素直な気持ちをコメントに記しておきました。(ちなみにジェイソン少年が溺死したのは57年のこと。58年に最初の惨殺事件が起きた。詳しくは1作目にて)
本当、感動もひとしお。少年にはビクッ!とさせられたし失笑もしたし、腹を立てたこともあった…。まさかこの気に及んで爆笑させられるとは…。これは正直いって13金の極致だろう。フレディとの対決はあくまでもジェイソンとして、映画ファンとしての極致。…そう、宇宙で大暴れするなんざぁ、明らかに13金の極致としか言い様が無い。
1作目の監督、S・S・カニンガムのプロダクション会社が製作したということだけあり、鑑賞前は特有の残酷描写のみに注目していた。事実、『ジェイソンの命日』でもカニンガムの製作会社だったが、その本編は演出のみしか光る箇所が無かったからだ。他に評価の仕様がない酷いモノだった(笑)。で、本作。2001年、映画における特殊効果の技術は急激に進歩し、遂にジェイソンを向かい入れた!そんな印象を抱くことが出来る。これは興奮と爆笑の嵐だ!ジェイソンは不死身だし、13金も不死身だということをまじまじと見せ付けてくれたぞ!
ああ、突っ込みどころが多すぎて頭が破裂しそうなのですが…(破裂してるし破綻してるんだよな、そのものの設定がw)。
まぁやはり宇宙を舞台にしているということで、単なる殺戮劇ではなかったという点が評価できるだろう。455年後の未来という要素も結構生きているし。アンドロイドとの対決は爆笑必至だし、確実に格好良い(惚れた!)。また、お約束のエロだが、未来ではSMが流行っているのだろうか?という全く本筋とは関係の無い疑問を抱かせてくれる。奇跡の細胞復活システムがジェイソンをジェイソンXに変貌させるという設定もスゴイ。製作サイドに言いたいが、お前らはジェイソンをプラモ扱いしているのか!と(笑)。元はと言えばクリスタルレイクで溺れた可哀想な少年なんだぞ!…と。
衝撃のラストも見逃せない。仮想現実を作り出すシステムは明らかにコメディだし、寝袋をブンブンやってるジェイソンは最早コメディアン。また、軍曹に抱きかかえながらぶっ飛ぶ姿には腹が捻れるかと思ったぞ…。謎の惑星に辿り着くというオチも「笑ってくれ」と言わんばかり。
じゃあ笑うよ!あっははは!!!!
…あー、あぁ…、もうわけわからん。駄目だ窒息しそう…
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