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[コメント] 濡れた二人(1968/日)

日焼けボンボン北大路欣也といい、存在そのものが脂ぎった高橋悦史といい、この映画の若尾文子はつくづく濃い男に好かれやすい女だった。でも一番濃いのは、民宿の縁側でストリップしつつ小僧を待ちうける若尾自身なんだろう。相手の必死な問いにしれっと若尾が放つ「判らないわ」の言葉が、彼女の全存在を象徴している。
(★2 水那岐)

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