[コメント] 17/セブンティーン(1997/米)
悪いヤツといえば悪いヤツ。 でも心底憎めないヤツ。 しかもそいつはこれからもそのまんま変わらず変える気もなくどこまでもいっちゃうヤツ。 あなたの周りにもいますか?。 こういうヤツは本当に対処に困る。 困ります。
そんなプチ悪党をケビン・ベーコンが好演。 私はさわやか好青年や正統派みたいな役ではなくどうしようもないダメ男や、冷酷な男、殺人犯、などを演じるケビンが大好きなので、こんなかんじのチャランポランな男、 たまりませんです。(人を小バカにしたようなあの含み笑いが大好きなの〜。わ、笑われたい!)
でも、自分の弱い部分は隠そうとせずカーチィに見せたり、モテモテなのに素人女には手を出さなかったり。なかなか一本筋が通ってるのよ。(いや、素人女はただ面倒くさいだけか)
あ、そうではなくてカーチィーの事は自分なりのやり方でかわいがっているし、奨学生の話などもちゃんと忘れずに覚えている。 そしてバンド契約の事も。 やってる事はダメなのにどうしても心底憎みきれないヤツ。 ウマイね。 そんな実はあんまりたいしたことのない男がかっこよく見え憧れたりもする17歳の少年。やがて現実を知ったり、ほろ苦い経験もしますがそこから大人へと成長していく・・。よくあるストーリーですが、地味ながらもしっかりとした土台がある作品です。 原題の『Telling Lies in America』を『17/セブンティーン』とずいぶんと大きくくくったような感じがする邦題には少々不満がありますが。
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ケビン・ベーコン作品 ♪「Medium Rare」もぜひ聞いてください。 でもこの歌が大ヒットする設定はどうかと思うけどね。
"Bacon Brothers" バンド活動の方もがんばっております。 よろしく!
自称ケビン・ベーコンシネスケ内宣伝部長 WaitDestiny. (2002.02.04)
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