[コメント] 塀の中の懲りない面々(1987/日)
主人公の藤竜也が森崎らしからぬ二枚目であんまり似合っていない、ということだろう。ホンが鈴木則文とはすごいタッグで、周辺の群像劇はらしい愉しさだったが。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ケーシー高峰のカツアゲを先頭とした得体の知れない冗談。構想された烏の銀行強盗(千円札の束捨てて万札の束咥え直すのがすごい)、麻薬のガサイレと真鶴アベベの脱走。宇野重吉みたいな出歯の川谷拓三も、死んじゃう花沢徳衛も素晴らしい。柳葉敏郎のテロ組織との取引でヘリで去っちゃう特例とか、実話なんだろうか。そうだとしたら箆棒な話だ。
藤と小柳ルミ子の夫婦愛は気障で、丹阿弥谷津子の母親の面会はいい件だが他とも喰い合わせが悪かろう。森崎にしては湿っぽい収束になった。この三人、いらなかったのではないだろうか。
When Johnny Come Marching Homeは『第十七捕虜収容所』の引用だろう。中間管理職山城新伍の「イジメが人を成長させる」論はもう少し起伏が観たかった。秒刻みの入浴は『網走番外地』にもあった。
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