[コメント] 沙羅双樹(2003/日)
冒頭の映像が幻想的で美しい。またショッキングな内容なので恐い。いのちの源、古都奈良に、一家の止められた時間と、新しい生命を得て生きる力を得る、その喪失と再生をゆったりとした奈良の時間・空間に描く。
この「喪失と再生」というテーマは最近映画の素材で多いが、例えば「息子の部屋」のようにやわでないところが、実に力強く素晴らしくていい。秀作。
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