[コメント] 女番長 野良猫ロック(1970/日)
「あんた女だったの?」元祖・男前の女という感じでバイクに跨る和田アキ子が颯爽として格好いい。ストーリーがしっかりしているのも良。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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梶芽衣子との邂逅シーンも粋です。ソウルフルなボーカルも披露してくれるし、新宿地下街でゲリラ的に撮影された(としか思えない)バイク&カーチェイス・シーンもドキドキもので、お得感あふれる作品でした。ショウウィンドウのワンピース?に見とれているうち、仲間が誘拐されちゃった件については、もう少し反省があっていいかも。
梶(とても綺麗)のキャラクターが、精神的に男(=和田浩治。劇団ひとりみたいな顔つきで、あまりかっこいいとは言えないが、免除の範囲か)に従属していたり、自分たちのことを所詮チンピラと認識していて、ヤクザに抗おうとしなかったり、てなあたりが意外でした。単純に、若者の反発エネルギー、てな感じで突き抜けるだけでないところに、深みを感じました(もちろん最後は反抗するんですが)。
75/100
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