[コメント] 凶気の桜(2002/日)
ナショナリズムの装いを借りた青春映画
この映画はナショナリズムが本質ではなく、反捕鯨活動家でも野球チームでも、 企業の一社員でも政治家でも舞台は何でもよくて、 旧体制に巻き込まれる若者の焦燥感の普遍的な物語だと思います。
ただ、高橋マリ子はかわいいし、何の落ち度もないのだけど、 遠山景子という役柄は全く持って不必要どころか、 樽のワインに一滴の泥水の感じでした。アメリカ映画の全然関係ないラブシーンの挿入のように、 何でこの映画に色恋沙汰が必要なのかと。
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