[コメント] 地球最後の男 オメガマン(1971/米)
チャールトン・ヘストン主演の終末もの。前半部は荒廃した街の様子をうまく出せていて悪くない。映画館で一人『ウッドストック』を見る。しかももう何度も見ていて、科白を覚えてしまっているというのが面白い。
また、『ウィル・ペニー』でヘストンと共演したアンソニー・ザーブが悪役としてとても良い役であることもうれしい。中盤、活劇らしいプロットが展開されるようになってから、逆に緩い空気が横溢して停滞してしまうけれど、ヘストンとザーブのどちらが本当の悪なのか判らないという部分等で複雑な思いにさせる、一筋縄ではいかない映画になっている。あと、ヒロインのロザリンド・キャッシュという女優の扱いが都合良すぎる。ただ登場からラストまで見せ場の多いいい役で、必然性のないヌードも披露する(いや、必然性なんて不要ですよ)。
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