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[コメント] プッシーキャッツ(2001/米)

ガールズバンドのサクセスものとして、純粋に痛快でカッコイイ部分だけを抜き出した潔さが良し! また音楽業界の「風刺」モノとしても、けっこう興味深い内容。
STF

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







コレが演奏を努力してたり、音楽性やメッセージやらに脳を使ってたりと、現実的な部分をまるで描いてないところがいい。前半でこれがコメディだということがわかるように作ってあるから、ノー問題。 レイチェルの作品としては、『シーズ・オール・ザット』よりも楽しめた。カワイさ満点。また、ドラム担当のタラ・リードのバカっぷりも最高!! 

この作品、サブリミナルによる「洗脳」問題を扱ってたけど、注意深く画面を見ていると、いろんな企業タイアップが見え隠れしているのもおもしろい。例えばマクドナルド(あの「M」マークがいっぱい出てくる)とか、スターバックス、セガ、コダックなどなど……これも、ある意味「サブリミナル」ではないのか!? こんなすっごい矛盾を平然とやっているのも、ギャグとして受け止めるべきか!? とにかくプッシーキャッツが本当にデビューしたら、オレはCD買うけどね!!(やっぱりバカ)

それにしても、この映画での「プッシーキャッツ」にも、裏にゴーストのバンドがいて、ちゃんとオリジナルで曲を書き下ろして、演奏している人たちがいるんだなあ、と思うと、それはそれで可哀想だなと思ったりして。サントラではちゃんとクレジットされているんだろうか?

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ピロちゃんきゅ〜[*]

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